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2006年04月26日

「自己実現にむかって」

この小論文(?)は、私が人生を見直し「鍼灸師」を志すまでの心の変遷を綴ったものです。「日本メンタルヘルス協会上級コース」修了時に作成したものです。はっきり言ってかなり恥ずかしいですが、複雑な現代・・・いろいろ悩まれている方も多いと思いますので、ちょっとは参考になるかなと思い、掲載することにしました。興味のある方は読んでみてください。(恥)


この中で出てくる日本メンタルヘルス協会は、すごく楽しい「心理学」講座です。キャンセル待ちが出るほど有名な講座ですのでぜひ一度、チェックしてみてください。


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「自己実現にむかって」




思い起こせば、昨年(2004年)の10月から現在に至るまで自分の人生の中で3回目の激動の時期を迎えています。(現在も継続中)言い換えれば、長いモラトリアムな時期をやっと抜け出し、未来に向かって今を生きようと決意を得られた時期と言えます。


私は、現在40歳になっていますが、昨年の10月までどちらかというと「人生を半ばあきらめたような」「無気力で」「やる気のない」それでいて「中途半端にプライドが高く」大学卒業以来18年もの間、ただただ『怒りのエネルギーと劣等感』をパワーに変えて仕事をしていました。


当時、会社の仕事をしながら「なにかもっと楽しいことはないかな」といろいろなところに顔を突っ込んでいました。今から思えば、ただ顔を突っ込んだところで「何かが変わるわけでもなく」、もちろん誰かが「何かしてくれる筈もなく」ただ悶々と日々を過ごしていました。


今の私なら、「自分が変わって、自分からいろんなことに情熱的(&積極的)に関わっていけば自然に回りに人も集まってくるし、いろんな人の助けも得ながら成長できる」と言い切れますが、当時はまだまだ、そんな事にも気付かない状態でした。


そんな頃、昨年4月に「起業」を目指しているグループに参加することになり、酒を酌み交わしながら定例の情報交換会をしていました。その中に私とよく似たタイプの方がいて、外にばかり目を向ける私にちょっとした助言を与えてくれました。その方は、ある心理セミナーのワークショップを受けて今の自分を見直すことが出来たので「君も是非一度受けてみたらどうか?」と勧めてくれました。


普段なら「心理セミナー?怪しい!!」と相手にもしないところなのですが、信頼している方の助言でもあり、その時は起業メインで「考えすぎて行動になかなか移すことが出来ない自分を変え、さらに本当の自分を見つめなおすきっかけになれば…」と思いダメ元で受講しました。(これは、メンタルではありません。)結構ハードな内容で、メンタルを受講し終えた今から思えば、いろいろなエッセンスがちりばめられている内容でした。


当時の私は、初めて見聞きする内容ばかりだったのでかなりショック(いい意味で)を受けてしまいました。その中でも一番刺激を受けたのが、「自分を許す。自分を抱きしめていいんですよ。」ということでした。また、基本的に「他人に厳しく、自分に甘い」性格なので、この自分に甘いということがさらに自分を卑下し、劣等感を醸成していたことがわかりました。「かけがえの無い自分を必要も無いのに勝手に周りと比較し、勝手に劣等感をもってしまう」という悪循環にはまっていました。そのことがわかっただけでも価値があったのではないかと思っています。


もう一点受けた刺激が、「自分の心(感情)を素直に表現する」という部分です。これは、まだまだ時間がかかると思いますが、素地は直った実感があります。具体的には、「喜怒哀楽」の中の「喜楽」の部分が「ニヒル」な私は恥ずかしさ(これも他人を意識しすぎなのでしょう)が邪魔をして素直に表現できない。子供のように喜んだら「どう思われるだろう?」とか、裏切られるのが怖くて本当の自分を出せなかったのが、少しずつ改善できたことです。


このように「心理学」に触れたことがきっかけで、「自分の将来のこととか、自分の目指したいことや方向性」について正月に一旦、すべて洗いなおすことにしました。もともと飽きっぽい性格だったのが、数年前の痛風発作(いわゆる贅沢病です)を契機に、禁煙に取り組み成功したことや、4行日記(というものがある)を続ける事ができていることもあり、今年の10大目標と共に「将来の方向性」をすべてアウトプットすることにしました。


このアウトプットでわかったことは、現在の仕事を選ぶときに単に「世間体のよい会社」「楽そうな会社」で選んでしまい、「何かをやりたくて入った会社」ではなかったということです。「自分を偽り、だましながら、適当にやっていれば生活できる会社」を就職以来一貫して選択基準としてきた自分がいたということです。もちろん、取り組んでいるうちに馴染んでくる場合も当然あるとは思いますが、自分の場合はそうではなかったということです。仕事を楽しく取り組むことが出来るなら、それはもはや仕事ではなくライフワークそのものと言えるでしょう。


それ以来、「このまま今の会社で勤めていて10年後後悔しないか?」「人として大切なことを忘れてしまっているのではないか?」「起業や副業を考える前に本業を本気でやるべきではないのか?その仕事ってなんだ?」…を自問自答するに至りました。


「もっと生きている実感が欲しい、人間らしく生きたい…」と。


正月の新聞記事で『ミャンマーで’95より医療ボランティアを続ける国際医療奉仕団ジャパンハート代表の吉岡秀人さん』の記事を読み、私と同じ歳の方ががんばっている姿に感動し、少しでも近づいてみたいと強く思うようになりました。「1人1人を大切にする医療」を実践されており、「まず目の前にいる人を助けたい」という熱い思いが伝わってきました。その記事の中で彼は、日本からボランティアに応じた看護師たちにこう話すそうです。「僕はすべて手放して断崖に立っている。怖いが、すばらしい景色だ。早くここに来てほしい」と。


この記事を読んで気付いたことは、自分のためではなく人のために仕事をしたいということです。そして、私も「私なりに社会に貢献できることはきっとある!」との思いを強くしました。自分のためにいろいろなことをやっている限り、しょせん自己満足でしかない。ここまでは出来ないが、「自分のしたい仕事で、出来る範囲でやればいいのではないか…」と感じたのです。


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そして人生の方向性(目標)を取り纏めました。


【財政】 経済的自由を手に入れ、お金に人生を縛られない生き方をする。
【仕事】 癒し系(元気系)の仕事で信頼できる多くの仲間と共に毎日ワクワクしながら納得して楽しんで仕事をする。
【健康】 これから一生休養十分で、活力のある毎日を過ごす。また、一生鍛え続ける。
【精神】 100%楽しむことを通して、人を癒すことの出来る魅力のある人になる。また、人に与え続け、感謝しながら常に自分に挑戦してゆく人になる。人に積極的に関わってゆく。
【家族】 家の中で会話を密にしながら、愛・感動を分かち合い安らぎの場にしていく。
【友人】 心から付き合える本当の友人を増やしてゆく。
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この前後から「日本メンタルヘルス協会」の受講を始めました。


いくつもの講座の受講は、実は私にとっては「生きかたの確認作業」でした。もちろん、各先生方の楽しい授業やパフォーマンスは毎回楽しみでした。「こういう世界もあるのだな…」と感じたものです。一時は、「心理カウンセリング」にどっぷりハマってみようか、と考えたこともありました。


しかし自分の方向性として、正月明けから通っている「中国整体」の通学から始まり「東洋医学」に触れるにつれて「人間のからだ」について、これをもっと掘り下げてみたいと深く考えるようになり、さらに将来の夢として「鍼灸院」を開業したいと強く思うようになりました。但し、「開業」を目的とすることなく、人との交わりを大切にしていきたいと考えています。


先日(7月末)、現在勤めている会社を退職しました。自分の心の声に従うためです。そして同僚が送別会を開いてくれたのですが、ある後輩に言われた事がとても印象に残っています。彼はこう言いました。「○○さんは、幸せ者ですよ。今の会社のなかでこれだけの人数を集められる人はいません。それだけ人徳があるということですよ」…と。


ちょっとびっくりしました。そんなことを思ってもみなかったからです。今までは、「自分のために人が集まってくれる訳がない。どうせ偽善やろ。」と人の思いを踏みにじるような気持になることが多かったからです。自分が傷つくのが怖かったからでしょうか。そんな気持でいた自分がとても恥ずかしく思えました。


世間では、「40にして惑わず」と言いますが、そんなことはありません。以上のように昨年から今年にかけて、その短期間に自分の中で大きな転機を迎えていたことは間違いありません。その中に「日本メンタルヘルス協会」は、私自身の生き方(方向性を決める作業)の「確認」の場としていつも新鮮な気持にさせてくれました。


そして受講を続ける中で「あぁ、当分僕には勉強(研究コース)は必要ないな…」と感じていました。なぜならあとは実践するだけだからです。少なくとも、40歳にしてやっと大人になれた気がしましたし、もっと社会で勉強することがあると感じたからです。

 
「日本メンタルヘルス協会」にも「自分」にも「ありがとう」と言いたい気分なのですから。



投稿者 teru_amigo : 2006年04月26日 00:53

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コメント

熱い思いが伝わりました。
これからも、お互いに叱咤激励しながら、楽しんでいきましょうね!

投稿者 しんぞう : 2006年04月29日 11:09

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